理 念
株式会社ウェルズライフの経営理念は、「イキルをタノシク」です。
株式会社ウェルズライフは、縁あるすべての人々の「イキルをタノシク」の実現に向けて、努力を続けます。
社名にこめられた想い
WELLNESS = 健康、WELFARE = 福祉
これらに関するSERVICE = サービスを提供することで、
縁あるすべての人々がLIFE = 活き活きとした生活ができるように、というものです。
ブランドマーク
平成23年11月制作
以前から旧知でありました福岡の制作会社、有限会社フォース 小野勝也氏によるデザインです。実は、焼酎の「二階堂」も、この方のデザインなんです。
大きいほうが「W」を、小さいほうが「L」を表しています。コーポレートカラーであるエンジで、やわらかいハートフルなデザインを表現していただきました。
基本理念
コラム
生きる… | ① 命を保って活動できる状態にある。生存する。 ② 生活をして暮らしを立てる。 ③ そのものの効果が十分に発揮される。役に立つ。 ④ 命のあるもののようにはたらく。 ⑤ 生き生きとしている。 ⑥ 囲碁で、石が死なないですむ。 ⑦ 印刷の校正で、一度、訂正したものを元のままでよいとする。 |
楽しい… | こころが満ちたりて、愉快である。気分がいい。 【新選国語辞典(小学館)】 |
このことを踏まえたうえで、私は、以下のように考えています。 |
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イキル… | 前に進む、変化する、つまり化学反応である。 イキルとは、即ち、命を燃やして前に進んでいる状態、といえます。 生命活動は、時間を消費しながら一方向に進んでいきます。 C6H12O6+6O2→6H2O+6CO2+38ATP |
タノシク… | 満ち足りて 目的を持って、目的に向かっているからこそ満ち足りている。 ただし、自分らしく。 つまり、自分の個性を受け入れる、 つまり、自分の条件を受け入れる、 幸せの条件は何もない(脳科学者 茂木健一郎氏)。 人にはそれぞれに、幸せのカタチがある。 |
つまり、「イキルをタノシク」とは、 命を燃やして、目的に向かってイキイキと(前に)進んでいく、 という意味ではないか、と私は解釈しています。 皆さんにとっての「イキルをタノシク」とは、どのようなものでしょうか。 |
基本方針
- ご利用者に、よろこび・楽しみ・誇りを持って生活ができるサービスを提供する
- ご利用者に、安心・安全なサービスを提供する
- ご利用者に、誠意・元気のあるサービスを提供する
- 職員が、よろこび・楽しみ・誇りを持って仕事ができる職場をつくる
- サービスを通じて、地域社会に貢献する
行動理念
- 目的意識を持った行動(常に「何のために」行動するのか意識する)
- 誠意ある行動(正直な行動は自分が一番知っている)
- 元気ある行動(前向きな行動がまわりに良い影響を与えることを自覚する)
- 思いやりのある行動(相手の立場に立って物事を考え、行動する)
- 物を大切にする行動(すべてのモノにも感謝をする)
- 整理・整頓・清潔を心がけます(しっかり準備をしてサービス向上に繋げる)
- 凡事徹底を心がけます(当たり前のことを徹底的・継続的に行う)
職員の皆さんへメッセージ
令和6年度
日頃より、当社の運営にご理解ご協力いただき、誠にありがとうございます。おかげさまで、当社は今期で第14期目を迎えることができました。しかしながら、依然として経営状況は厳しく、コロナ禍前の「前のめり経営」による余裕のない状況下での設備投資や過剰人員の問題が現在も続いており、改善を必要としています。今後も、足元を固めつつ、収支の改善に努めてまいります。
また、令和4年8月より、亡父 岩永 守弘に代わり、学校法人第二岩永学園(こころ未来高等学校等を運営)の理事長を拝命いたしました。私自身、理事長就任以来、当社の舵取りが十分にできていない中、職員の皆様には日々支えていただき、深く感謝しております。今後は、当社の介護事業と学園の教育事業が相乗効果を発揮できるよう、取り組みを進めてまいります。
私が不在がちになることも多い中で、会社としては、次代のリーダーを育成するタイミングが来ていると考えています。これをスムーズに進めるためには、2つのことが必要だと考えています。1つ目は、本部機能の強化です。収入を増やし、支出を抑え、施設設備を維持するため、これまで私が独断で行ってきた判断を職員の皆さんが行えるようにしていきたいと考えています。2つ目は、縦のライン(指示命令系統)と横のライン(組織横断的な委員会)の再整備です。これをしっかりと構築することで、動きやすい組織ができると確信しています。
当社は今期で14期目を迎えます。私は本気で、この仕事で結果を示す所存です。待った無しです。職員の幸せを追求し、そのために継続可能な強い組織体を築き、介護業界のプロ集団として、ご利用者が安全に、安心してサービスを受けられる会社に、株式会社ウェルズライフを再び仕上げていきます。どうぞ宜しくお願い致します。
令和6年9月1日
株式会社ウェルズライフ 代表取締役 岩永 真児
職員の皆さんへメッセージ(過去分)
令和5年度
第13期を迎えました。お陰様で、住宅型有料老人ホームウェルズライフ大手(本館)は、開設10周年を迎えます。日頃より当社の運営にご理解ご協力くださるご利用者、ご家族、地域の皆様、関係者の皆様、大変ありがとうございます。また、認知症対応型共同生活介護事業所グループホームうぇるずらいふ辻町ルミエールもお陰様で無事に1周年を迎えることが出来ました。とは言え、当社の昨年度は、コロナ禍をはじめ物価高騰等さまざまな要因により、大変苦労しました。前のめりで事業を展開したツケが災いしたと言えます。今後は足元をしっかり固めつつ前進を図りたい、そのように考えております。
さて、コロナによる3年間によって、時代は大きく前に進みました。ウェブでの研修やミーティングはさしたる苦にもならなくなりました。これらにより、リモートワークが促進されました。そして、われわれの意識の中で、目に見える形で、集団に属するという必要性が減っていったのではないでしょうか。このような中、私個人の話としては、令和4年8月に父が亡くなりました。父は広域通信制高等学校である、こころ未来高等学校を運営する学校法人第二岩永学園の理事長でした。私は、父が亡くなってから当学園の理事長を拝命しました。理事長就任以来、当社の代表として充分なはたらきができない私を支えてくださっている職員の皆さん、大変ありがとうございます。
こころ未来高等学校は通信制の高校です。コロナにより、学校の形も多様化する、集団から、より個に焦点があてられる、そのような時代となっていっております。この、時代の流れに則した学園のノウハウを当社にも取り入れ、また、一見相反するように思われる、介護業界ならではの強みである、人と人が寄り添う、それに対するノウハウを学園にも還元したい、そのように考えています。
今期、当社は13期目を迎えます。新しい波を力強く乗り越えるために、第12期に策定した、第12・13・14期ビジョンに修正を加えました。株式会社ウェルズライフと学校法人第二岩永学園が相乗効果を発揮し、より良い形でサービスが展開できるよう、また、職員がプライドを持って安心・安全にイキイキとはたらき続けられる職場になるよう、私も全力で仕事をします、日々汗を掻いて参ります。皆さん、今期もどうぞよろしくお願い致します。
令和5年7月1日
株式会社ウェルズライフ 代表取締役 岩永 真児
令和4年度
令和4年3月1日、認知症対応型共同生活介護事業所の開設について長崎市より採択いただき、9名2ユニット計18名の、当社初となるグループホーム運営が始まりました。名称は、職員への公募により決定しました「グループホームうぇるずらいふ辻町ルミエール」です。まだまだ続くコロナ禍の中、十八親和銀行様、シープ一級建築士事務所様、あけぼの建設株式会社様をはじめとして、関係者の皆様、地域の皆様に多大なるご理解とご協力を頂きました。心より厚く御礼申し上げます。また、職員の皆さんには、新しいサービスが始まることで生じる様々なストレスに耐えて頂きました。大変有り難うございました。
当社がグループホームを開設しました辻町の地は、潜伏キリシタンの方々の聖地であった、という事を、土地の購入検討する際や地域の皆様への挨拶を重ねる際に知ることができました。長年大切にして来られたであろうこの場所を大切に使わせて頂こう、そう考えております。
さて、グループホームの開設に伴う職員増により、当社の職員数は100名を優に超える規模となりました(令和4年7月1日現在119名)。直接的に意思疎通のできる組織集団の最適人数は1単位150名である、という理論の学びから、近い将来のビジョンとして、当社の職員数を150名まで増員し、それ以降はその数を増やさず保ち、内部充実を図ることにまい進する、そう決めていました。150名という単位は、目的を持った集団としての指揮命令系統が最も効率的にはたらく、そのように学んだからです。
ところが、90名程度の人員が1年間ほどかけて120名にまで増加したことで、組織はより安定に向かうかと思われましたが、入社後1年未満の職員の比率が高まったことで、組織集団としての機能が著しく低下したように感じました。そのため、会社として方向性を一つにすることが急務である、そう考えました。
今期、当社は12期目を迎えます。会社のビジョンを3期ごとに策定するようになって二回り目となります。つまり、第12期は、第12・13・14期ビジョンの策定の初年度ということです。会社の方向性を指し示すこのビジョンについて、今回、各所長の意見を多く採用するように注力しました。ご利用者・ご入居者のため、はたらいてくれる職員のため、どのような方向を向いて、何が必要なのか、真剣に考え、この3期を乗り越えます。
各所長の意見を多く採用したことで、基本方針・基礎となる考え方・核となる強み・事業領域・重点施策・行動計画、これらすべてが大きく様変わりしています。すべての職員が就業継続し、活躍しやすい雇用環境の整備を行うため、一緒になってこの3年間を乗り越えていきましょう。
職員がプライドを持って、安心・安全にイキイキとはたらき続けられる職場づくりを目指して日々汗を掻いて参ります。皆さん、今期もどうかお付き合いください。
令和4年7月1日
株式会社ウェルズライフ 代表取締役 岩永 真児
令和3年度
令和元年(2019年)12月8日、この日は、世界保健機関(WHO)が世界最初の新型コロナウイルス感染症の症例を発表した日、とされています。その世界最初の症例から1年以上が経過した今もなお、このウイルスによる影響が社会全体を包んでいます。
当社でも、ホームの見学が難しくなったり、デイサービスご利用者の利用控えがあったり、感染症対策のための設備や備品、消耗品の設置、購入及びそれらの需要急拡大による価格高騰、それに伴う経費増大があったりと、情けないことですが、対策に追われ、よくわからないままに毎日を過ごしているような状況が続いています。
そのため、それぞれの状況において、出来るだけその影響を小さくする必要があります。その重要な施策の一つが、やはりデジタル化、ということになるのではないでしょうか。
国が推進する働き方改革とコロナ禍、この2つの要因が大きな波となって、社会全体がデジタル化へと押し上げられています。色々と社会が変わりつつある現在、当社もその方向に可能な限り舵(かじ)を切ります。そして、それによって、はたらきやすい会社となれたら良い、と考えています。
私共としては、本部の移転がそのキーとなります。民家改修型の事務所で、小さい事務所ではありますが、ここを、情報の発信、集約を行う、SPAIS経営の実践を行うための、知の集積所とします。
早いもので「SPAIS経営の実践」を基本方針に掲げ、3年目に突入します。
S…職員が、
P…プライドを持って、
A…安心・安全に、
I…イキイキとはたらき続けられる、
S…職場を目指す。
この基本方針を実現するための基礎となる考え方として、
(1)はたらき甲斐
(2)はたらきやすさ
この両面を徹底的に追及する、そのように宣言しています。
はたらき甲斐は、やはり「承認されるか」どうか、が大きく関わってきます。一人ひとりが承認されたかどうかを確認できる仕組みを作り上げます。
はたらきやすさは、多様性を容認できる柔軟さが仕組み上ある、ということが大切です。
これから社会は、ますます「個」が重要になってきます。多様な価値観をもった個人が柔軟なはたらき方を指向するようになる、そのような社会になってきます。決してデジタル化だけではありません、そこに着眼しすぎると間違える可能性もあります。あくまでも「個人」一人ひとりをみるということです。介護業界もその対応が出来る会社が生き残っていくのではないでしょうか。
さて、この第11期、事務所の増設移転に始まり、期末にかけては、いよいよグループホームが辻町に完成します。新たな立ち上げになりますので、皆さんにとっても、大変な一年になるな、と思っています。いつもご協力ありがとうございます。
皆さんの頑張りのお陰で、我が社も無事に11期目を迎えることが出来ました。大変ありがとうございます。大きな介護事故もありました。このようなことに対応するのは、やはり組織です。会議、委員会活動、研修、これらの運営についての仕組み作り、そしてそれらを会社全体に波及させる仕組み作り、それが今期、当社が行うべき具体的なアクションです。一緒になって取り組んでいきましょう。皆さんの頑張りに期待しています。そして、皆さんにとっても、充実した、素晴らしい一年になることを祈念しています。
職員がプライドを持って、安心・安全にイキイキとはたらき続けられる職場づくりを目指して日々汗を掻いて参りますから、皆さん、今期もどうかお付き合いください。
令和3年4月4日
株式会社ウェルズライフ 代表取締役 岩永 真児
令和2年度
令和2年3月末時点で、新型コロナウイルスの感染拡大は世界的大流行(パンデミック)を引き起こしており、経済や企業業績の先行きが強く懸念されています。未だ終息の見えない状況が続いており、この長期化は中小企業にとって、正に死活問題です。
このように、「外的要因」は我々ではコントロールできないため、いかにその影響を小さくするかが重要です。そのためには全ての職員の意思統一が必要となってきます。それに対して、「内的要因」は我々の努力でコントロールできる部分がその多くを占めています。昨年度からの三ヶ年計画で、我が社は「SPAIS経営の実践」を基本方針に掲げました。
S…職員が、
P…プライドを持って、
A…安心・安全に、
I…イキイキとはたらき続けられる、
S…職場を目指す。
この基本方針を実現するための基礎となる考え方として、
(1)はたらき甲斐
(2)はたらきやすさ
この両面を徹底的に追及する、そのように宣言しています。
そして、その実現のためにも、内的要因を細部にこだわって追求することが重要と考えています。つまり、よく観察したら見えてくる、業務のムリ・ムダ・ムラを一つひとつ、丁寧に解決していくことです。一つひとつ、仕組みを作っていきます。中でも、特定の部署に業務負担が偏る、特定の人物に業務負担が偏る、これらが常態的に続くことを避け、そして改善することは、この両面(はたらき甲斐、はたらきやすさ)を徹底的に追及する上でも、非常に重要な部分ではないかと考えています。また、多くの部署が関わってくるサービスの場合、その他部署との連携の流れも作る必要があります。はたらきやすさにも大きく関わってくる大変重要な課題ですので、このことに関しても、しっかりとした仕組みを作り上げます。
さて、我が社にとって3棟目となる住宅型有料老人ホームウェルズライフ大手AlaEste(アラエステ)が誕生しました。立ち上げの時の人事異動、採用等では皆さんには大変な負担を強いてしまったな、と感じています。加えて、アラエステに限らず、上手く人材を定着させることが出来ないことが重なりました。皆さんには苦労をお掛けしてしまいました。
大変申し訳ありませんでした。
皆さんの頑張りのお陰で、我が社も無事に10期目を迎えることが出来ました。大変ありがとうございます。日本に限らず世界は今、大変な局面に立たされていますが、時間は決して待ってくれません。過ぎ行く時間の中で、その一つひとつの目的の期限を定めたならば、それまでに結果を出すように手を打ち続けなくてはなりません。また、その過ぎゆく時間の中で、今回のように思いもよらない事等が起こった場合も、時間は決して待ってくれないのですから、頭をフル回転してその局面を乗り切る必要があります。外的要因に流されてはいけないということです。
我が社も一歩一歩成長していき、充実した第10期にします。私にとっての宿願である「社会福祉法人イキルをタノシク」の設立も然りです。
皆さんにとっても、充実した、素晴らしい一年になる事を祈念しています。
職員がプライドを持って、安心・安全にイキイキとはたらき続けられる職場づくりを目指して日々汗を掻いて参りますから、皆さん、今期もどうかお付き合いください。
令和2年4月5日
株式会社ウェルズライフ 代表取締役 岩永 真児
平成31年度
30年余り続いた平成の世も終わり、新しい年号の幕開けです。
我が社にとっては、来期10期目を迎えるにあたっての最終年度となります。
実はこの第9期は、会社の財務体質が大きく飛躍改善する可能性のある、大切な年です。
強い会社になる、それが、皆さんに安心・安全にはたらく場を提供する会社の責務です。
又、そうなることで、皆さんの日頃からの頑張りに応えることができます。
一見矛盾するようですが、会社が強くなるには、会社として、はたらく職員を大切にすることが大切です。このことを日頃から強く実感しています。
長崎市が策定した高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画(平成30年度~平成32年度)から1年遅れる形で、我が社も第9・10・11期ビジョン(方向性)を掲げました。
今年の基本方針は、「SPAIS経営の実践」です。経営計画書でも毎年お伝えしている文言を少しアレンジしました。
S…職員が、P…プライドを持って、A…安心・安全に、I…イキイキとはたらき続けられる、S…職場を目指す。
高齢者雇用アドバイザーの藤澤雄一郎先生からアイデアを頂き、作成しました。大変気に入っています。覚えやすいですよね。
ビジョンのところでも出ますので重複しますが、この3年間をかけて、
(1)はたらき甲斐
(2)はたらきやすさ
この両面を徹底的に追及します。
強い基盤を持つ会社となり、本部機能を充実させ、職員を支え、そのうえでそれぞれの事業においてリーダー=所長に牽引してもらう、そういう組織とします。
リーダーがイキイキとはたらけるようにするため、リーダーを支える仕組みを作ります。
ここが今期からのもっともポイントとなるところではないかな、と考えています。
さて、皆さんもご存知のとおり、今期は我が社にとって3棟目となる住宅型有料老人 ホームウェルズライフ大手AlaEste(アラエステ)が誕生します。木造平屋14室のホームです。本館の東の高台に位置することから、東の翼を意味するアラエステと名付けています。ヒルハイム同様、うんと可愛がってくださいね。
これで、3棟合計で70室となります。ある一定数の室数を確保することで、スケールメリットが生じます。このメリットを最大限に職員、ご利用者、地域に還元しましょう。
私にとって喫緊の課題は、「社会福祉法人イキルをタノシク」の設立です。以前より平成30年度に設立する、と掲げていましたが、未だ実現していません。大変申し訳ございません。これは私にとっての宿願です。遅れていますが、必ず第11期までに実現させます。
皆さんの頑張りのお陰で、我が社も無事に9期目を迎えることが出来ました。大変ありがとうございます。今期は、第9期から第11期のビジョン(方向性)を更新した最初の年度です。ましてや、新しい年号となるスタートの年度です。今年はラグビーワールド カップが日本で初開催です。来年は東京オリンピックが開催されます。長崎と言えばやはりジャパネット(V・ファーレン長崎)の躍進への期待が高まっているところです。
我が社も一歩一歩成長していき、充実した第9期にします。
社員がプライドを持ち、イキイキとはたらきやすい職場
づくりを目指して日々汗を掻いて参りますから、皆さん、
今期もどうかお付き合いください。
平成31年4月
株式会社ウェルズライフ 代表取締役 岩永 真児
平成30年度
さあ、平成30年度に突入しました。当社にとっては第8期です。昨期(平成29年度)は処遇改善加算の効果もあり、給与総額は増えたものの、売上の伸びも順調で、良いスタートダッシュを切ることが出来ました。後半は諸要因から失速しましたが、総合的に見て、満足のいくものでした。各事業所の所長をはじめ、日々の業務に真摯に取り組んでくださった社員の皆さんの努力の賜物であると、深く感謝致します。
今期における当社にとっての大きな取り組みは、住宅型住宅型有料老人ホームウェルズライフHillHeim(ヒルハイム)大手完成、それに伴う事業所の移動再編、デイサービス大手の拡張工事の実施です。
また、業務については、第8期経営計画書において以下の3点について大幅な見直しを図りました。
(1)休日の充実
休みあっての仕事、これを私自身、肝に銘ずるためにも実行する、そう目論んでおり、今期の年間休日を120日と定めました。この、休日の充実の成功のためにも、社員の採用・定着の成功が欠かせません。
(2)シンプルな評価方法
たった年2回の書面での評価を止め、今期からは、月に一回の給与の締めに合わせ、簡単な評価表を全社員から提出してもらう、そういう仕組みに変更します。会社としても、どのような社員を求めているのか、よりシンプルに、より明確に発信していますので、わかりやすいと思います。年々改良し、良いものに仕上げていきます。
(3)人材育成
求める仕事を遂行してもらうために、人材育成は極めて重要であり、必要なものです。仕事の質と量が、求める仕事を超えていることが大切です。そのギャップを埋めるための仕組みづくりを行います。つまり例年以上に研修に力を入れます。
さて、当社は、業績についても、求めていかなくてはいけません。業績、とりわけ売上については、お客様から私たちに対する評価の表れ、それ以外にはない、と考えています。例年お伝えしていることですが、利益責任は私が持ちます。各事業所は、引き続き、売上責任を持ってください。
売上を上げるためには、本業特化と現場主義、この2つにつきると考えています。
当社の柱は、ホームと介護保険事業、それに付随する食事部門です。一つひとつのサービスを深化させ、時代に即したサービスを展開する必要があります。そのためには、当然、社員一人ひとりの力が大切なのだ、と強く感じています。
社員の皆さんの頑張りのお陰で、当社も無事に8期目を迎えることが出来ました。大変ありがとうございます。今期は、第5期から第8期のビジョン(方向性)の最終期です。自らが求めたものに焦点を当て、充実した第8期にします。
社員がプライドを持ち、イキイキとはたらきやすい職場づくりを目指して日々汗を掻いて参りますから、皆さん、今期もどうかお付き合いください。
平成30年10月
株式会社ウェルズライフ 代表取締役 岩永 真児
平成29年度
仕事を通して「イキルをタノシク」を実践する。お客様に、自分自身に、職場の仲間に、地域に、実践していきます。これが、私が当社の理念に込めた想いの原点です。
イキルとは、「生きる」。つまり命を保つということです。しかし、イキルとは、「活きる」とも書きます。イキイキとしているという意の「活」という漢字を使うと、非常に能動的な意味合いに感じられます。
次に、タノシクとは、何でしょうか。辞書では、「楽しい」とは、こころが満ち足りて、愉快である、気分がいい、このような意のようです。では、馴れ合いであれば楽しいのでしょうか。私はそうは思いません。楽しい、つまりこころが満ち足りた状態とは、物事が良い方向に変化した時に感じるはずです。物事が良い方向へ変化したことを感じることで、人は楽しみを感じるのではないでしょうか。
これらのことから、「イキルをタノシク」とは、目的、目標を持ってそれに向かってイキイキと活きる、ということに他なりません。日々の一つひとつの小さなことすべてに、そして関わる人すべてにこのような気持ちで接していきたい、そう考えています。
さて、御多分に漏れず、長崎市も超高齢社会に突入していきます。時代の流れを読み解き、それぞれのサービスを、お客様のニーズ、ウォンツに合わせて展開していく必要があります。
これから私は、基盤である高齢者向けの住宅サービス事業をしっかりと魅力あるものにしていきます。今後10年経ってもなお美しい、より美しい、調和のとれた住いの提供に尽力します。
また、当社のサービスをご利用してくださるお客様が、安心・安全に、イキイキと暮らしていけるように、社内の体制作りにも尽力します。
社員の皆さんの頑張りのお陰で、当社も無事に7期目を迎えることが出来ました。大変ありがたいことです。今期を充実させ、強い企業組織として1年間でしっかりとした基盤を作っていきます。
社員がプライドを持ち、イキイキとはたらきやすい職場づくりを目指して日々汗を掻いて参りますから、皆さん、今期もどうかお付き合いください。
平成29年4月
株式会社ウェルズライフ 代表取締役 岩永 真児
平成28年度
平成23年11月に設立された当社も、お陰様で今期で第6期を迎えることができました。
これもひとえに、皆様のご支援とご指導の賜物(たまもの)と、深く感謝しております。
加えて、当社の職員一人ひとりの頑張りが、少しずつ成果となって現れてまいりました。
当社は昨期よりサービス体制を見直し、本業である介護サービスへの経営資源の集中を前提とした業務の再構築を図ってまいりました。
つまり、原点である本業の介護サービスへの回帰です。
特に、長崎市大手の住宅型住宅型有料老人ホーム「ウェルズライフ大手」ご入居者を基点としたサービス充実による売上増加を目指しました。また、当社は、平成25年9月より地域密着型サービスである「定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービス」を長崎市にて先行的に展開しております。当サービスのノウハウを蓄積し、これをホーム運営に活かすことで、その他サービスの充実を図ることが可能となり、これが、後発である当社にとっての生き残りのための最良の方策である、と考えております。
ホームに定期巡回サービスを組み合わせることで、職員の勤務シフトの幹が出来上がります。その応用として、一般在宅のご利用者への定期巡回サービスの展開も可能となるのです。
この基幹サービスを中心に、デイサービスや配食サービス、福祉用具販売・貸与サービス等、相乗効果が発揮され、順調に伸びてきていることを私どもは実感しております。
今後は、地域に根差した、より良いサービスを提供できる会社となるよう研鑚を重ねて参ります。
具体的には、
①自らの戦線を知る
②補給路を確保する
③戦いについて決めて、動く
ということに最大限注力します。
言い換えると、
①自らのエリア・ポジションを把握する
②職員の働きやすさを追求し、教育・研修体制を充実させる
③しっかりと方向性を定め、全職員に浸透させる
ということです。
これを実現するために重要になってくるのが「経営計画書」の作成であり、
その活用です。
平成28年4月10日(日)、経営計画発表会が無事に執り行われました。
この浸透を図るため、経営計画書を活用したPDCAサイクルの継続的な実行が最重要となります。
この行動を繰り返すことが、お客様や職員の満足につながる、そう信じています。
私も今期は、本当の社長となるべく、第一歩を踏み込みます。
平成28年5月
株式会社ウェルズライフ 代表取締役 岩永 真児
平成27年度
平成27年度を迎え、早いもので当社も5期目を迎えます。
昨期は、当社にとっては重い舵を切るようなことが何度もありました。
訪問看護事業所・デイサービス諫早駅前の廃止、ケアプランセンターを2か所から1ヵ所に統合、デイサービス上小島の開設、福祉用具販売・貸与事業所の指定…。
やはり、「会社を経営する」、という事は、はたらいてくれる社員に、きちんとした方向性、つまりビジョンを見せることが大切である、と痛感しました。
“雇うのも責任”、これは、尊敬している或る経営者の方に言われた言葉です。”高いレベルの思考とは、「システム」である”とも言われました。
平成27年度は、健全経営の元、川上から川下に水が流れるかのように、戦略に沿ったシステムを作り、あらゆる仕事を出来るだけそこに落とし込んでいきたいと考えています。
当然、採用も然り(しかり)です。介護業界は特に労働集約型(事業活動を営む上で、労働力に対する依存度が高い)ですから、ついつい安易に採用してしまいがちですが、いい加減に採用をしているようでは、結局それは無責任なことですし、売上から給与は分配されますから、他の社員に分配する給与も上げることができない、という悪循環に陥ります。ですから、出来るだけ戦略的に、システム化された仕事をする、そこに頭を使うことが大切です。
今年度は社長力を磨き、何としても、はたらく皆が誇れる会社を作り上げたい、そのスタートの期にしたい、そう考えております。
当社の経営理念は、“イキルをタノシク”です。
“目的を持ってイキイキと生きる”、これが「イキルをタノシク」に込めた思いです。
仕事を通して、「イキルをタノシク」を実践し、お客様に、自分自身に、職場の仲間に、そして地域に貢献できる、そのような集団を目指します。株式会社ウェルズライフとして、縁あるすべての人々の「イキルをタノシク」の実現に向けて、努力を続けます。
私も今年は結果を出します。
事業拡大はせず、既存サービスを充実させます。
各事業所には、「売上責任」を持っていただき、その代わり、私は「利益責任」を持ちます。
社員がプライドを持ち、イキイキとはたらきやすい職場づくりを目指します。
平成27年度は、介護報酬が改定される年です。これは当社の舵取りにも大きく関わってくる問題です。
慎重に、そして社員全員でスクラムを組んでこれを乗り越えることができるよう、
私自身成長し、社員が安心してはたらける職場づくりにまい進します。
平成27年8月
株式会社ウェルズライフ 代表取締役 岩永 真児
平成26年度
平成26年度を迎え、早や半年が過ぎようとしています。
当社は、この平成26年度に、大きな第一歩を踏み出しました。
何を以ってそのようなことをいうのか。
私の念願でありました「経営計画書」が本年度、初めて仕上がったからです。
当社の経営計画書に掲載した内容は、ブランドマーク(の意味)、沿革、理念、ビジョン(方向性)、求める人物像、構成と運営組織、業務分掌に加え、コンプライアンスマニュアル、就業規則その他規程等、年度別離職率表、シーズンカレンダー(年間カレンダー)等です。
内容的にも社外秘なものが多いので、公表はしていません。興味のある方は、私までお尋ねください。こっそりお見せします(笑)。
経営計画書は、その言葉どおり、経営に関する計画ですから、これに沿って経営を行っていけば、自ずと道が開けていくものである、と信じています。
平成26年度は、まさに当社にとっては正念場です。
新規開設に加え、統廃合も行いました。
- (1)居宅介護支援事業所 橋口町の廃止、大手と統合(平成26年5月31日)
- (2)訪問看護事業所の廃止(平成26年6月30日)
- (3)デイサービス 上小島の開設(平成26年6月1日)
- (4)福祉用具販売・貸与事業所の開設(平成26年6月1日)
居宅介護支援事業所については、統合により特定事業所加算IIが算定できる体制となりましたので、当社にとっては大きなメリットとなりました。
訪問看護については、残念でしたが、看護師の確保・統制が難しく、私の力不足で、廃止の決断に至りました。志半ばで終わり、わずか1年4か月の活動でしたが、様々な経験を当社にもたらしてくれました。今後の看護サービスについては、定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービスの中で行って参ります。
デイサービスにつきましては、大手に続いて2か所目の開設となります。デイサービス上小島は、中心街に近いながらも、ゆったりとした環境が演出できる、ちょっぴりリッチな民家型デイとして、認知症介護に携わってきたスタッフが経験を活かし、ご利用者様とご家族様がいつまでも住み慣れた地域と環境の中で、明るく楽しみを持ち生活出来るようサポートさせて頂ければ、と考えています。
福祉用具販売・貸与事業所もようやく開設に至りました。明るい笑顔と身軽なフットワークで、お客様のニーズにこたえていこう、と意気込んでおります。
このように、経営計画に沿った事業経営を行い、事業発展に努めます。
また、当社にとっては念願でありました、部長制を採用できたことは、今後の強みとなっていくものと信じております。
平成26年度の重点施策にも掲げております、組織力の醸成に向けて一歩づつ前進して参ります。指示系統の明確化・方向性の統一により、強い組織をつくる、その第一歩を本年度とします。
平成26年8月
株式会社ウェルズライフ 代表取締役 岩永 真児
平成25年度
平成23年11月に会社を設立し、ようやく平成25年9月に当社のフラッグシップとなるであろう施設、住宅型住宅型有料老人ホーム「ウェルズライフ大手」が完成しました。
当ホームは、個室40室、夫婦部屋2室をご用意しており、合計44名がご入居可能です。
また、当ホームは、訪問介護事業所、訪問看護事業所に加え、当社の新しいサービスとして、定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所、デイサービス、レストランを併設しております。
なかでも、定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所は、24時間365日の訪問介護・訪問看護サービス体制を整えた月額定額制の地域密着型の新しいサービスで、当社の目玉となるものです。
また、私にとって念願でした通所介護(デイサービス)事業所もスタートすることができました。
当サービスの最大の特長が、「遅い始まり遅い終り」です。
サービス提供時間が11時から18時30分となっており、昼食から夕食までご提供可能です。当社自慢の調理師による、プロの味をお楽しみいただけます。入浴や機能訓練も可能です。
なによりもご利用者自身にとって、社会的な交流の場になれば、と思っております。
生きる上で食事は必要不可欠であり、大変重要なものです。レストランには、専属の調理師、管理栄養士を配置し、きめの細かい対応ができる体制を敷いております。厨房はオープンタイプになっており、調理する職員の表情をご利用者が毎日見ることができます。
また、ご家族をはじめ、一般の方も当レストランBuonaVita大手はご利用可能です。お気軽にお立ち寄りください。
これらのサービスを生かし、当社が掲げる「イキルをタノシク」の経営理念に基づいたた活動を行うことで、地域に住まう皆さまのお役に立てるよう、また、ご利用者が、よろこび・楽しみを持って生活ができるよう、一つひとつのサービスを誠実に積み重ねて参りたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
話は変わりますが、24時間型のサービスをこの9月から始めて感じたこと、とりわけ外部から介護サービス事業に参入してきた者として感じたこは、どんな志を持った職員であれ、24時間、そのローテーションの中に入って介護や看護を行うことは、大変パワーのいることである、ということです。それに伴う疲労から、ともすれば、そのはたらくことに対する意欲や目的、それに志を忘れてしまいそうなぐらいでしょう。私は、それらの職員に、毎日、頭の下がる想いです。
私は、この介護の現場ではたらく人たちが、よろこび・楽しみ・誇りを持って仕事ができる職場をつくる。そのための仕組みづくりを何年か掛けてでもやりたい。そう思っております。
平成25年10月
株式会社ウェルズライフ 代表取締役 岩永 真児
平成24年度
株式会社ウェルズライフは、介護サービス事業所としては、いわゆる新規参入というかたちで、平成23年11月に設立しました新しい会社です。いわば「今さらながら」介護サービス事業を立ち上げたのには、私なりに強い理由があります。
私は、専門商社での営業経験を経て、父の経営する専門学校(学校法人 岩永学園 こころ医療福祉専門学校)で、職員として、約8年間はたらきました。そこでは、多くの学生との出会いがありました。彼らは卒業し、その多くは医療・福祉の分野に就職します。卒業後、その学生たちに会う機会がたくさんあります。もちろん街で、偶然にも再会することもあります。卒業生となった彼らは、私たちに、元気に明るく声をかけてくれます。私は、学校運営に携わった人間として、彼らに、彼らが望む幸せをつかんでほしいと強く願っております。
その、具体的な足掛かりとして、私ども自身が就職先となる施設の運営を行うことが、やはり大切ではないか、と考えました。実際の就職の場を地域社会に提供し、彼ら卒業生を雇用し、医療・福祉業界のモデルケースとなりたい。そう強く望みます。これは、一方的な想いのようですが、このことで、職業教育との連携も必ず実現できると考えています。つまり、母体である、学校法人岩永学園との連携です。近い将来、弊社で育った人材が、現場での経験を積み、教育の場にその経験を還元します。
また、もちろん学園の卒業生以外にも、私どもの理念に共感していただいた方々であれば、是非、共にはたらきたい、と考えます。基本理念にもありますように、職員が、よろこび・楽しみ・誇りを持って仕事ができる職場をつくりたい。そう、強く想っております。
高齢者サービスが不足している、と言われている中、ご利用者にとって、本当に必要なサービスが行われていない、とも言われています。生意気なことを言いますが、私たちは、ご利用者が本当に満足するサービスの提供にも挑戦したい。そう考えています。少しでも多くの方に、自分たちのサービスを提供したい。
経営理念にもあるように、「イキルをタノシク」、この具現化に向け積極的に取り組みます。今後とも、みなさまのご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
平成24年7月2日
株式会社ウェルズライフ 代表取締役 岩永 真児